これからの住宅ローンはどうなるものか…

住宅金融公庫が平成19年3月に廃止され、新しい枠組みによる住宅ローンが展開し始めました。住宅ローンをこれから利用するにあたってはどのように対処したらよいのでしょうか? それについて考えてみることにいたしましょう。

 

短期な預金を集めて長期の住宅ローンの供給では短期に金利を見直す変動金利型か短期の固定金利型が基本として考えられるでしょう。しかし、利用者にとっては根強い需要のある長期固定金利の供給に対処するには、信用力を背景にした証券の発行による資金調達を実現し、長期固定金利の供給が実現しました。

 

住宅資金供給の多様化は、住宅ローン商品の多様化につながり、金融機関では地域に密着した顧客のニーズを捉えた商品開発がさかんになったほか、金利優遇措置を通じて住宅ローンの推進を図る動きが目立ってきました。

 

住宅ローンを利用する立場からのアンケート調査では、5年以内に具体的に住宅取得予定者と平成15年以降に住宅を取得した方とに区分して、住宅ローンを選ぶ際の重要事項を調査したものによると、金利水準、金利優遇・諸費用に焦点を当てた方がもっとも多く見られたようです。

 

長期の返済を伴うので、自己責任のもとに納得しての賢い住宅資金づくりを実現したいものです。

 

年金住宅融資・財形住宅融資も大きな変化は見られないでしょう。一方、民間金融機関では、期間限定の金利優遇を図るなど、公庫の廃止を前提として利用客のニーズに応えるよう日々努力しているようです。