ローン負担を軽減するために

ローンの負担を軽減するために有効な方法として考えられるのは、大きく借り換えと繰上返済がありますが、このうち繰上返済をするためには自己資金が必要になってきます。一方、借り換えとは、現在借りているローンを一括返済することを目的に、別の金融機関から新たにローンを借りることを言います。諸費用はかかりますが、原則的には自己負担なしで済みます。

 

そこで、まずは借り換えを行って効果があるかどうかから検討してみる方がいいでしょう。

 

ここで注意したいことは、公庫などの公的ローンから銀行などの民間ローンへ、民間ローンから民間ローンへの借り換えは可能ですが、公的ローンから公的ローンへの借り換えや、民間ローンから公的ローンへの借り換えは、制度上できないということです。

 

公庫などの公的ローンが利用できるのは、当初借り入れ時か増改築に限られています。したがって、最初に公的ローンを借りた人が、いったん借り換えを行うと、再び公的ローンに戻すことはできなくなるでしょう。また、民間ローンから民間ローンでも、同一金融機関での借り換えはできない場合が多くなっているようです。

 

借り換えをする場合、変動金利型や固定金利選択型ローンに借り返るケースでは、金利がアップしたときのリスクに注意する必要があります。借入残高が少なく、短期間で完済できるのであれば、金利の低い固定金利選択型に借り換えるのは有効ですが、そうでない場合は、将来金利が上昇した場合には、逆に返済額が増える可能性があります。